【嫌な女 桂望実】 おすすめ
「最後まで夢中になって読めた小説シリーズ」
ちょっと抜けてる憎めない小悪魔
サクっとあらすじ
生来の詐欺師・夏子は男をその気にさせる天才。口癖は「これで終わるような女じゃない」。 がむしゃらに勉強だけをして弁護士となった徹子は、いつも虚しさを感じている。同い年で遠戚、たびたび夏子のトラブルの始末をさせられる徹子。したたかな女と不器用な女が向き合い嚙み締める人生を描く。
夏子は結婚や出産など人並みの経験をしていくのに
いわゆる悪女的な行動、思考は変わらず。

他にもたくさんのエグーい悪女系の小説は読んだけど
夏子は計画的に綿密に人を陥れるというより「感情的、衝動的」に動く。
「脇が甘い、ちょっと抜けてる」感じ。
悪女というより、憎めない小悪魔かなぁ
そんな夏子に対して、着実に弁護士としてのキャリアを積み上げる徹子。

老齢期まで「仕方ないなぁ」と弁護士として手を貸し続けます。
つまり、夏子は弁護士の介入が必要なトラブルを起こし続けるのです。
夏子を思い浮かべると老後の心配ばかりしてる自分がすごーくちっぽけに思えますね。