書店員のひとり向上委員会

本の感想やダイエットなど

悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル

猟奇殺人事件シリーズvol.1

恐怖が差し迫るサスペンス・スリラー

 

サクッとあらすじ

 若い女性の惨殺死体が発見された。パリ警視庁のヴェルーヴェン警部は、裕福な着道楽の部下ルイらとともに捜査を担当することになった。殺人の手口はきわめて凄惨で、現場には犯人のものと思われる「おれは帰ってきた」という血文字が残されていた。 やがて過去の未解決事件とのつながりが浮かび上がる。手口は異なるものの、残虐な殺人であることは一致していた。そして捜査が進むにつれ、犯人は有名なミステリ作品に登場する惨殺死体を模して殺人を繰り返しているらしいことが判明した。しかし警部は知らなかった――犯人の魔の手が、自身の身重の妻イレーヌへと伸びていることを。 そしてサイコ・キラーとの対決。
 
この作品も私をグイグイ惹き付けて明日、仕事で早いのに寝かせてくれないくらい最後まで夢中にさせてくれました。
 
当然のことながら大どんでん返しの展開ですが…
 
これほど救いがないラストの小説😨
なかなかお目にかかりません。
 
読後感は全くよくないけど「猟奇的殺人事件」にはドップリ浸れます。
 
読書のいいところは、現実では有り得ない様々な疑似体験ができることですね。
 
こんなことが本当に身に起きたらたまったもんじゃありません😱💀
 
シリーズ2作目

その女アレックスhitomin-room.hatenablog.com